1998年経営破綻し、日本政府により一時国有化された日本長期信用銀行が行名を変え、2000年に再出発したのが新生銀行。
2011年にはレイクブランドによるカードローンサービスを、2014年には投資信託申し込みプログラム「NISAプラス」を開始するなど、様々な取り組みを行っている新生銀行の配当金情報を株会のお土産情報と共に説明いたします。
新生銀行の株主優待
新生銀行では、株主優待はありません。
自社製品を配布する傾向のある優待では、他企業のように配布物の選定が難しいところもあるのかと思われます。
とはいえ、株主優待制度を継続している企業もあるため、今後の動向を注目したいですね。
新生銀行の配当金、利回り
過去2年間の配当金及び利回りは以下の通りです。
時期 | 2020年期末 | 2020年中間 | 2019年期末 | 2019年中間 |
配当金(円) | 10 | 10 | 10 | 10 |
株価(円) | 1442 | 1574 | 1575 | 1857 |
配当利回り(%) | - | 0.70 |
*配当利回り(%)=(配当金(期末)+配当金(中間))÷期末株価
配当利回りは0.70と配当に期待はできません。
他の銀行株が3%、4%と高配当なところが多い中、大変残念ではあります。
今後の株価の動きも注視していくことが必要です。
新生銀行の株主総会のお土産
過去2年間の株主総会のお土産、開催日・場所は以下の通りです。
お土産 | 開催日 | 開催場所 | |
2020年株主総会 | なし | 2020年6月17日 | 野村コンファレンスプラザ日本橋 大ホール東京都中央区日本橋室町二丁目4番3号日本橋室町野村ビル6階 |
2019年株主総会 | なし | 2019年6月19日 | 野村コンファレンスプラザ日本橋 大ホール東京都中央区日本橋室町二丁目4番3号日本橋室町野村ビル6階 |
新生銀行では、数年来、お土産の配布は行っておりません。
郵送でも賛否を表示できる他、インターネットの普及により、会場に赴かなくとも議決権を行使できることもあり、会場での混雑やお土産へかかる経費などを鑑みると、廃止して配当へ分配した方がウイン・ウインであるとの考えなのでしょうか。
勿論、お土産は副産物であり、目的は社長・役員の話を聞いて今後の戦略に耳を傾けることとではありますが、もらえる企業もある中、少し寂しくも感じますね。