日本生命の創業は1889年。日本で3番目に古い生命保険会社です。
創業から10年後の1899年に保有契約高が業界首位となり、2020年10月発表のランキングでも1位をキープしています。
会社の形態は相互会社なので、株主は存在せず、株主総会にあたるのが、社員(契約者)のなかから選ばれた総代が構成する総代会です。
今回は、そんな日本生命の配当等の情報を紹介します。
日本生命の株主優待
日本生命は株式会社でないため、株主優待制度はありません。
日本生命の配当金、利回り
日本生命は株式会社ではないため、配当金等はありません。
ただ、生命保険は設定された予定率よりも多く保険料が集まった場合に「余剰金」が還元され、配当金が出ることがあります。
これまで生命保険の配当額は増加傾向にありましたが、コロナウィルスの影響で運営難となり、2019年度決算では8年ぶりに契約者向けの配当は減少するようです。
時期 | 2020年期末 | 2020年中間 | 2019年期末 | 2019年中間 |
配当金(円) | - | - | - | - |
株価(円) | - | - | - | - |
配当利回り(%) | - | - |
*配当利回り(%)=(配当金(期末)+配当金(中間))÷期末株価
日本生命の株主総会のお土産
日本生命は相互会社で株式会社ではなため、株主総会はありません。
相互会社で株主総会にあたるのが、社員(契約者)のなかから選ばれた総代が構成する総代会です。
下記には総代会の情報を掲載します。
お土産 | 開催日 | 開催場所 | |
2020年定時総代会 | - | 2020年7月2日 | 大阪市北区中之島五丁目3番68号 リーガロイヤルホテル |
2019年定時総代会 | - | 2019年7月2日 | 大阪市北区中之島五丁目3番68号 リーガロイヤルホテル |
株式会社では「株主」が会社の構成員で、「株主総会」が会社の意思決定機関となりますが、相互会社では「保険契約者」が社員となり、「社員総会(総代会)」が会社の意思決定機関となります。
そのため、保険契約者は「社員総会」に参加できる権利を持っているのです(約款で社員としない旨が定められた保険の契約者は除く)。
でも、相互会社の社員数はかなりの人数になるため、相互会社では、社員総会に代わる機関として「総代会」を設置。総代会は、社員から選出された総代が参加することになります。
株式会社と相互会社には、上記のような違いがあります。