レンゴーは、1909年に設立された板紙・段ボールなど紙製の包装資材を製造・販売する企業です。
1909年、日本で初めて段ボールの事業化に着手。段のついたボール紙で語呂も良く覚えやすいとして「段ボール」と命名したのは、創業者である井上貞治郎氏です。
つまり、レンゴーの創業者が段ボールの名付け親。レンゴーは段ボールとともに成長してきたと言ってもいいでしょう。
1950年に東京証券取引所第1部に上場。ここ10年は株価は上昇傾向にあり、配当金も増加しています。
ただ、2020年は新型コロナウィルスの影響による経済の停滞で段ボール需要も減少。売上高も減って今後の回復状況に注視が必要でしょう。
そんなレンゴーには株主優待制度はあるのでしょうか?配当金額や利回り、株主総会のお土産情報も併せて紹介します。
レンゴーの株主優待
レンゴーでは、株主優待を実施していません。
株主への還元は、しっかり配当で行う意思表示なのかもしれません。
レンゴーの配当金、利回り
過去2年間の配当金及び利回りは以下の通りです。
時期 | 2020年期末 | 2020年中間 | 2019年期末 | 2019年中間 |
配当金(円) | 20 | 0 | 14 | 0 |
株価(円) | 842 | 778 | 1038 | 969 |
配当利回り(%) | 2.99 | 2.49 |
*配当利回り(%)=(配当金(期末)+配当金(中間))÷期末株価
レンゴーの配当利回りは2.49%→2.99%と上がっています。
平均よりやや低めではありますが、安定した配当が継続しているので、もっていて安心の銘柄といえそうです。
レンゴーの株主総会のお土産
過去2年間の株主総会のお土産、開催日・場所は以下の通りです。
お土産 | 開催日 | 開催場所 | |
2020年株主総会 | 無し | 2020年6月26日 | 大阪市北区中之島5丁目3番68号 リーガロイヤルホテル2階「山楽の間」 |
2019年株主総会 | 無し | 2019年6月20日 | 大阪市北区中之島5丁目3番68号 リーガロイヤルホテル2階「山楽の間」 |
レンゴーの株主総会では、お土産が配布されていません。
理由ははっきりしませんが、株主への公平な利益還元がその理由かもしれません。
2020年は、新型コロナウィルスの影響で、ほとんどの企業が株主総会でのお土産を廃止しましたが、その流れは継続される可能性が高いでしょう。