フレンドリーは、大阪府大東市に本社を置く、ファミリーレストランを中心とするチェーン店を運営する企業です。
1954年に株式会社すし半を設立したのがスタートで、その後1959年に河重産業株式会社に社名変更。1985年に現社名に変更しています。
2013年に東京証券取引所2部に上場しましたが、2018年6月株式公開買付けによりジョイフルが親会社となりました。
店舗閉鎖などで経営の健全化を図っていましたが、 20年3月末時点で債務超過となり、現在上場廃止に係る猶予期間入っています。
そんなフレンドリーには株主優待制度はあったのでしょうか?配当金や株主総会のお土産情報と共に紹介いたします。
フレンドリーの株主優待
フレンドリーでは、次のような株主優待を2020年3月まで行っていました。
必要株数 | 優待内容 |
100株 | 優待食事券5,000円分 |
200株 | 優待食事券10,000円分 |
500株 | 優待食事券15,000円分 |
フレンドリーの株主には、源ぺい、マルヤス水軍、香の川製麺などで使える食事券が配られていましたが、2020年3月で廃止されました。
2020年6月30日期限の株主優待券は、有効期限を6ヶ月延長し、2020年12月31日期限となっています。
フレンドリーの配当金、利回り
過去2年間の配当金及び利回りは以下の通りです。
時期 | 2020年期末 | 2020年中間 | 2019年期末 | 2019年中間 |
配当金(円) | 0 | 0 | 0 | 0 |
株価(円) | 1436 | 1614 | 1603 | 1980 |
配当利回り(%) | 0 | 0 |
*配当利回り(%)=(配当金(期末)+配当金(中間))÷期末株価
フレンドリーは無配当の状態が続いていました。
現在、上場廃止に係る猶予期間中で、経営改善を図るために必要な資金を、自社物件の売却や金融機関からの借入金により調達することになっているようです。
早期の債務超過の解消を期待したいところです。
フレンドリーの株主総会のお土産
過去2年間の株主総会のお土産、開催日・場所は以下の通りです。
お土産 | 開催日 | 開催場所 | |
2020年株主総会 | 無し ・ただし、議決権を行使した株主は「お食事券 1,000 円分」を 郵送 |
2020年7月31日 | 大阪府大東市曙町4番6号 大東市立市民会館 2階 大会議室 |
2019年株主総会 | 有り ・お食事券 |
2019年6月21日 | 大阪府大東市曙町4番6号 大東市立市民会館 2階 大会議室 |
フレンドリーの株主総会では、食事券がお土産として配布されていましたが、2020年は当日配布ではなく、後日郵送となりました。
フレンドリーは、上場廃止に係る猶予期間(2020年4月1日から2022年3月31日)に入っています。
店舗の閉鎖や自社物件の売却、銀行からの融資で資金を調達、経営改善を図っているようですから、猶予期間中にその成果が現れることを期待したいものです。