ウェザーニューズは、日本における民間総合気象情報サービスの草分け的な企業です。
設立のきっかけは、1970年1月、小名浜港を襲った爆弾低気圧により、貨物船が沈没し、15名の尊い命が奪われたこと。当時は船乗りのための気象情報が存在しておらず、創業者の石橋氏は「本当に役立つ気象情報があれば、この事故は防げたかもしれない」という思いから、この事故をきっかけに気象の世界に進み、1986年にウェザーニューズを設立しました。
1993年には親会社のオーシャンルーツを吸収合併して世界最大の民間気象情報会社となり、2000年には大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に気象会社として世界初の株式上場。2003年に東京証券取引市場第一部に指定。
企業や自治体に気象情報を提供するだけでなく、ケーブルテレビ向けに地域対象の天気予報を提供、携帯電話やインターネットの気象総合サイトも運営し、売上高をのばしています。
そんなウェザーニューズの株主になったら、株主優待は受けられるのでしょうか?配当金情報や株主総会のお土産情報と共に説明いたします。
ウェザーニューズの株主優待
ウェザーニューズには、次のような株主優待制度があります。
優待内容 | ウェザーニューズが提供するウェザーニュースサイトやスマートフォンアプリ「ウェザーニュース」の有料コンテンツを利用することができます |
必要株数 | ・100株以上 1名分 ・50,000株以上 5名分 ・100,000株以上 10名分 |
天気予報は、無料アプリでも確認できますが、ウェザーニュースの有料コンテンツでは、雨の降りだしを知らせする雨雲アラームや、15時間先までの雨雲の予想を見ることができます。
近年、年間を通して異常気象が増えていますから、より詳細な気象情報を入手できるのはありがたいですね。
ウェザーニューズの配当金、利回り
過去2年間の配当金及び利回りは以下の通りです。
時期 | 2020年期末 | 2020年中間 | 2019年期末 | 2019年中間 |
配当金(円) | 100 | 0 | 100 | 0 |
株価(円) | 3775 | 3425 | 3210 | 3215 |
配当利回り(%) | 1.83 | 1.83 |
*配当利回り(%)=(配当金(期末)+配当金(中間))÷期末株価
配当利回りは1.83%と低めです。
ただ、配当は継続されていますし、株価も安定しているので、安心の銘柄といえそうです。
ウェザーニューズの株主総会のお土産
過去2年間の株主総会のお土産、開催日・場所は以下の通りです。
お土産 | 開催日 | 開催場所 | |
2020年株主総会 | 無し | 2020年8月15日 | 千葉市美浜区ひび野二丁目3番地 アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉 |
2019年株主総会 | 無し | 2019年8月10日 | 千葉市美浜区中瀬二丁目1番地 幕張メッセ 国際会議場 コンベンションホール |
ウェザーニューズの株主総会では、以前は、食事券や折りたたみ傘などがお土産として提供されていましたが、2019年からお土産はなくなっています。
ただ、2019年は午前中に開催されているサポーターミーティングに出席すると、サンドイッチと紙パックのジュースがもらえたようです。
2020年はコロナウィルスの感染対策のため、招集通知に「出席を控えるよう」旨のお願いが記載されていましたが、コロナ終息後は、サポーターミーティングは再開されるかもしれません。