処方箋医薬品と医薬品を主軸とする大手製薬企業です。
2017年では武田薬品、アステラス製薬、大塚ホールディングス、中外製薬に次いで5位の時価総額です。
抗生物質に大きく依存していた塩野義製薬では、一時、抗生物質自体の売れ行きが鈍くなり急激な減益となり、先行きが危ぶまれましたが、高脂血薬の開発販売が成功し、急速に業績を回復しました。
そんな塩野義製薬の配当金情報を株会のお土産情報と共に説明いたします。
塩野義製薬の株主優待
残念ながら塩野義製薬では、株主優待はありません。
40年以上に渡りミュージックフェアのスポンサーになるなど、市民へのPRの場は多くあるため、わざわざ株主優待で自社株への注目を集めるという必要性はない、という見解なのでしょう。
とはいえ、株主優待制度を行っている企業も多くあるため、少し残念ではありますね。
塩野義製薬の配当金、利回り
過去2年間の配当金及び利回りは以下の通りです。
時期 | 2020年期末 | 2020年中間 | 2019年期末 | 2019年中間 |
配当金(円) | 53 | 50 | 50 | 44 |
株価(円) | 5317 | 5999 | 6852 | 7424 |
配当利回り(%) | 1.83 | 1.78 |
*配当利回り(%)=(配当金(期末)+配当金(中間))÷期末株価
配当利回りは1.83%と平均よりやや低い水準です。
抗生物質最大手でもあり、2010年には感染症薬適正使用推進室を創設するなど、世界でも数少ない感染症治療薬の開発企業であるため、今後の動向に注視していきたいですね。
塩野義製薬の株主総会のお土産
過去2年間の株主総会のお土産、開催日・場所は以下の通りです。
お土産 | 開催日 | 開催場所 | |
2020年株主総会 | なし | 2020年6月23日 | ハービスHALL大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKA 地下2階 |
2019年株主総会 | なし | 2019年6月18日 | ハービスHALL大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKA 地下2階 |
塩野義製薬では、2019年からお土産の配布が廃止となっています。
それ以前は焼き菓子などが配布されていたようですが、お土産の配布を見直している企業も多く、世の中の流れに合わせているのでしょうが、以前はもらえていたものが、無くなってしまうのは寂しいですね。